箱庭的世界 >> 謎のうさぎ飼育記 >> 謎の生態・2年目


1歳〜1歳半

1歳の誕生日にケーキを買い記念撮影。撮影後ケーキは当然飼い主の腹の中に収まりました。
特に問題もなくまぁまぁ順調に1年が過ぎ、ある程度生活リズムが一定し余裕が出てきたというかんじでしょうか。気が強い割に臆病というキャラも定着してきたようで(^^;)。

●外気浴 …… 外出のストレスを軽減させる訓練として、久々にケージごとベランダで風に当ててやりました。日光浴ではなく外の雰囲気に慣れさせるつもりだったのですが。5分後に見に行くと目を丸くして固まっていて、日陰に入ることも忘れたのかお尻が少し熱くなりかけてユルフンまでしていました。あわてて完全に日陰へ移ししばらく付き添っていましたが、「へたれ」「びびり」はなかなか治らないようです。
車をお持ちのかたは、小さいうちから徐々に乗せて連れ出すなどして外界に慣らしていくのがよいと思われます。

●牧 草 …… 某うさぎ店から購入したプレミアムチモシー(2番刈り)が割と好評。しかし高価なため常食には問題あり。牧場のオーツヘイも嗜好性は高いのですが栄養価の高さなど考えると主牧草にしにくいので、オーチャードグラスを含めた3種をスペシャルブレンドにして与えてみました。初めは好みの草だけより分けていたようですが後に食いつきが良くなったりまたイマイチになったりと、結局さっぱりわかりません。

●体 重 …… 1050g。これでほぼ安定か。

●?度目の健康診断 …… 下顎臼歯の伸長は治りつつあるようで、ひとまず安心でしょうか。フンは相変わらず小さいがまぁいいでしょうということで好調です。
気になっていた腸内環境を整える目的の常備薬としての乳酸菌ですが、やはりうさぎに対しての効果は「?」という説もあるようでいまひとつはっきりしません。与えるのなら甘い味付けのものは駄目で、ビオフェルミンを砕いてやればよいでしょう、とのことでした。
帰宅後はふてくされて2時間ほど機嫌が悪いです。

●トイレ …… 完全トイレ容器撤去令発動後、タケさんは自分で位置をケージ内左奥に設定し直したようです。これでやっとの事で安定しました。床はスノコ無しですが、網の間から足が落ちないようにトイレ以外は板と新聞紙で底上げして牧草をひいてあります。足の裏に問題が起きることも無いようですので大丈夫でしょう。




1歳半〜2歳まで

自分にとって利益の発生する事柄に関しては思いのほか賢くなってきました。トイレを済ませたら外へ出して貰えるというのを理解していて、扉をひっかくなどして人の目を引きつけてからわざとらしくトイレへ行って見せたりします。座り込んで用を済ませたフリだけして「扉を開けろ」と要求したりもしますが、「出てないじゃん!」と拒否するとすごすごと引き下がってゆく、その後姿が笑えます。

また、ケージ掃除時にはキャリーの中へ避難させているのですが、掃除時刻に扉を開けると自分からささっとキャリーの中へ入って行くなど、一日の生活リズムを良く把握し理解してきたようです。そしてとにかく腹時計が正確。生物というのは生き延びるために食べること、これがある意味すべてなのだと思わされます。ストレスが無く快適な環境で寝たい時に寝て遊びたい時遊べる生活・・・単純明快で素晴らしいではありませんか(^^;)。人間が生き甲斐を求めて四苦八苦している姿が滑稽にさえ思えてきてしまいます。



●ARBA JAPAN SC うさぎ講習会

港区高輪区民センターにおいて行われた講習会に参加してみました。翌日の日曜はラビットショーなのですが、体力的にキツイので今回は講習会のみです。

アメリカ人講師のかたによる講習内容は、1)ハンドリングとポージング 2)カラー遺伝と病気 3)ブリーディング学とQ&A です。ポージングやカラー遺伝・ブリーディング学はブリーダーサイドの知識なのですが大変興味深く、自分も繁殖を極めてみたいものだと思ったりしまして(絶対に無理ですが)。また病気の予防・対策は斬新なものが多く感動しながら逐一メモをとりましたが、今見ると良く読めないところが多いのですわ(^^;)

少しだけ要点を挙げてみますと、
○パスツレラの完全な治療法は無く、とにかく換気を完璧にして予防することと免疫力の高いうさぎを作ることが大切。
○下痢の場合、ペレットはひとつまみ以上はだめ。脱水予防には糖分を控えたイオン系飲料(人間の乳児用など)を与える。
○一般的にはいろいろ言われているが、ペレットが歯に及ぼす害は無い。

などでしょうか。



●うさぎ飼育情報が一般に浸透しないという点について

うさぎ飼育先進国のアメリカにおいてさえ獣医学的研究はまだまだ進んでいないとのことですが・・・

日本では大学の獣医学部のカリキュラムは産業動物(牛や豚)主体だったのだそうです。うさぎは専門でないという理由で診療を断る病院が多いのもある意味致し方なかったのでしょう。
しかし必修課程でなかったにもかかわらずうさぎについて力を入れて研究して下さってる先生がたもいらっしゃいます。産業動物主体でありながら犬猫うさぎその他も診て頂くというのは大変な重責と思います。農村以外ではエキゾチックな患畜(?)のほうが圧倒的に多いわけですから、大学のカリキュラムももっと現実に即したものになったほうが良いのでは?と素人考えで思ってしまいました。例えば専攻が「農村系」と「都市部系」に分かれたりするとか(^^;)
しかし近年の大学事情について獣医師のかたにお聞きしたところ、ようやく犬猫などエキゾチックアニマルの講義が主体になってきているそうです。状況は好転しつつあるに違いありません。

一般飼い主といえどもボーッとしてはおれませぬね。私は最前線で勉強するどころか情報に遅れないようにするだけで一杯一杯なのですが。(というか毎日生活していくだけでテンパってるのですが)

〈3〜4年目につづく〉


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