箱庭的世界 >> 謎のうさぎ飼育記 >> 店探しからお持ち帰りまで

 店探し

市販の飼育本に『うさぎを買えるお店』などと題してリストが載っている場合があります。実際に行ってみると金魚屋さんの軒先に超汚いケージが2つ3つ程度の店だったり、巨大インコが大合唱&奇獣珍獣オンパレードの店だったり、猛獣ケージの上段にうさぎケージというビツクリ仰天の店だったりしました。辟易して、とにかく純血種専門店を調べ出しそれら数軒を回ってみることにしました。純血種は成長後の姿や生態がほぼ想像可能なので初心者にとってはかなり安心感があるのですが、扱う業者が大雑把では元も子もありません。

まだ一般的には「純血うさぎ」や「管理」などの言葉に拒否反応を示される場合が多いようです。が、血統管理の本来の意義は、うさぎをブランド物扱いし「血統書付き」をうたい文句にして利益や名誉を得ようとしたりするものではありません。また、乱繁殖を避け適切な環境・飼育法で育てるという意味での『管理』は、もちろん雑種の子にとっても必要なことです。
純血種の場合、多くの熱意あるブリーダーのかたが外見も健康上も種本来の素晴らしさを持つうさぎを育てようと努力なさっています。そういった専門店を見極めてそこを購入先にしたいと思いました。

しかし専門店と言ってもそれなりにいろいろありますね…。
1999年晩夏、厳しい残暑の中を数日に渡って店回りを続け某うさぎ専門店へ辿り着きました。割と評判も良いだけあって整然とシンプルに飼育環境が作られているようでした。とにかくもうへとへとに心身疲れきっていたのでそこに決めることにしました。



 お持ち帰り

店には、親離れの年頃の子達が十数羽ほどいました。さてどいつを予約するか?

ネザーランドドワーフは思った以上にカラー(毛色)が豊富です。自分の好みでは漠然とオレンジが良いと思っていました。オレンジとはダイダイ色ではなく、軽く揚がったコロッケのような旨そうな色です。うさぎの毛色の遺伝について調べてみますとオレンジは劣勢の為きれいな色を出すのは簡単ではないらしいのですが、日本(の繁殖家)はオレンジに強いのだそうです。当時も店には多くのオレンジの子が居ました。
で、検討の結果その中でいちばん小ぎれいで品が良さそうに見える奴に決めました。えーと確か週齢で満7週目ぐらいでしたでしょうか。7〜8週目にもなれば充分安全に親元を離せるようです。
ですがただひとつ妙に気になった点は、顔です。。なんとなくネザーにしては長めで肉が薄そうで鼻筋がのっぺりとしている。目は小さい。しかも耳が微妙に長い。ネザーの最大の特徴の一つである突起のような短い耳はどうした!?(写真参照)

しかし、顔は成長と共に変化するという店員さんの言葉に「それもそうだな」と思いそいつを予約しました。同時に飼育用品をひとそろい購入し宅配便の手配をしてその日は帰宅、自宅の環境を整えてから2週間後に再度店に行き、やっとうさぎお持ち帰りへとこぎつけました。


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