| 箱庭的世界 >> 京都単独煩悩紀行 >>皐月、睡蓮、花菖蒲・第2日目-1 |
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二日目です。サツキ名所をふんだんに盛り込んだ縦横無尽・盛りだくさんの楽しい行程を組んでみました(^^;) さほど移動に手間取らなかったのは、混雑の少ない時期だったためと思われます。 |
| ●二条城 |
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(二条城の歴史は2004年春の項にあります) 朝8時40分、堀川通りへ出てみると、二条城前にはすでに大型バスが続々と集まりつつあった。さすがメジャーな名所は違うな…などと感心している場合ではない。記念撮影の群れに巻き込まれぬよう素早く移動しなくては。 今回は今まで見る機会の無かった庭などすべて見るつもりなので内部の拝観はパスして、まず二の丸庭園へ向かった。 |
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二の丸庭園は、石組みと松と芝生の豪快でちょっと成金趣味風な庭である。そのところどころに、ウニのように丸く刈り込まれた見頃のサツキ株が点在していた。ポコポコと唐突な配置が可愛らしい。 本丸庭園を抜けて城内西側へ出ると、ここにもサツキ株が一列に並んでいる。ここから南側へ向かって歩くと枝垂れ桜並木や各種里桜・八重桜がひしめき合う桜園があるが、今回は北側の清流園へ行くことにした。 二条城北部は、増改築の際に空き地となって以降、いろいろと転用されたのち昭和40年(1965)に中根金作らにより清流園が造営された、とのこと。江戸初期の豪商・角倉了以の旧屋敷から譲り受けた建物や庭石・庭木と、全国から集めた銘石が用いられており、和風の池泉庭園と洋風の芝生庭園で構成されている。 サツキというと個人的に今までは盆栽のイメージが強く、小ぶりで赤〜朱色の花を付けるものしか無いのかと思っていたが、ツツジと見分けがつかないほど大きな濃いピンクの花もあるのだと知った。なかなかやるじゃんサツキ。 一回りして東大手門に戻る頃には、じっとしていても汗ばむくらいに気温が高くなってきていた。また蒸し暑い一日になりそうだ、と思いながら涼しそうな定期公開中の建物に入ってみた。二の丸御殿障壁画保存のため、築城400年を記念して新たに建てられた「展示・収蔵館」である。御殿内での障壁画の配置のまま鑑賞できるように設計されていて、その画期的・近代的な収蔵方法に驚かされた。 二条城を出て、地下鉄で北上し北山駅で市バスに乗り換えて詩仙堂へ向かった。この路線だと道も車内もまず混雑することは無くスルスルッと到着できる。
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![]() ▲ポツンと置かれたサツキ株 ![]() ▲二の丸御殿と庭園 ![]() ▲清流園(和風部分) ![]() ▲清流園和風部分の東端 |
| ●詩仙堂 |
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(詩仙堂の歴史は2003年秋の項にあります) いつ来ても混み合っている詩仙堂は、山荘風のたたずまいと豊富な花木が人気の秘訣なのだろう。サツキ名所としても知られているようで、今回も紅葉期ほどではないにしろかなり多くの人が訪れてきていた。 サツキの刈り込みと白砂の小さな庭が見られる座敷で、人の写り込まない写真を撮るのは難しい。座敷の奥で辛抱強くカメラを構えて待っても、前列の人が立ち去るとすかさず次の人が座り込む。 |
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もちろん、写真を撮るだけが寺社拝観の目的ではないので(それは本末転倒)勘違いしないようにしなくては。と思いながらも、よい写真を撮りたいと思うとどうしてもあれこれジタバタしてしまう。 しばらく座敷でくつろいだあとはサンダルを履いて下の庭園に向かった。大きなサツキ株に挟まれた石段を降りながら、まだ最盛期ではないが6分〜やっと満開ぐらいの新鮮な花を楽しむことが出来た。 下の庭園ではいくつかの山野草を見ることができるが、花に詳しくないのでどれが何やらよくわからない。 サツキが終われば、額紫陽花や京鹿子のほかホタルブクロ・ニワナナカマド・トラノオ・桔梗など、様々な山野草が満開の季節になる。またいつか来てみよう。
ここで少し早めのお昼にしようと思い、雑誌などで「おばんざいセット」が頂けると紹介されていた食事処(知る人ぞ知る喫茶店)に行ってみた。 〈つづく〉 |
![]() ▲座敷奥から ![]() ▲サツキまだ満開前 ![]() ▲石段両側のサツキ ![]() ▲下の庭園。サツキ花付きまばら。 |