| 箱庭的世界 >> 京都単独煩悩紀行 >> 花の命は長持ちで・第2日目-1 |
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2日目朝は久々の嵐山方面です。もちろん大混雑のドツボにはまるような事態は避けたいので、ホテルの朝食バイキングを頂いたあと出来る限りの速度で四条大宮駅へ向かい、京福電鉄に乗り込みました。 嵐山駅を出ると時刻はまだ8時半過ぎ。嵐山とは思えないほどの静けさがあまりにも爽やかすぎるので、天龍寺拝観前にちょっと渡月橋を渡って寄り道することにした。川べりのソメイヨシノや中ノ島公園の枝垂れ桜はほぼ満開見頃で気分爽快。つい長居してしまいそうなので寄り道は適度に切り上げ、混み合う前に入るべく早足で天龍寺へ向かった。 |
![]() ▲渡月橋のたもと |
| ●天龍寺 |
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まだ朝の気配が濃い境内は人もまばらで清々しい。両側に趣深い塔頭がずらりと並ぶ参道はソメイヨシノがところどころで満開。途中、某コーヒー会社の広告制作スタッフらしき人がパネルを数枚広げて準備している珍しい光景に出会った。 天井の雲龍図が見ものの法堂を通りすぎ、受付の庫裏に到着。ところが久々の天龍寺に興奮したせいか、庫裏へ入るのを忘れて先に庭園へ向かう順路へ進んでしまったのである。あわてて戻ろうとしたが戻れず、堂内拝観はパスする羽目になった。庫裏で出迎えてくれる達磨図のインパクトあるご尊顔を久々に拝したかったのに。方丈の座敷から眺める庭園や多宝殿の後醍醐天皇木像なども見たかった…。しかしここでめげずに庭園散策に力を入れることにして先へ進んだ。 借景の嵐山・亀山に溶け込んだ築山と池からなる曹源池庭園は、池の面積の割に壮大なスケールが感じられる。鯉が滝を登って竜と化す様子を表した竜門式と呼ばれる滝石組や、滝石組の前にかけられた橋石組は、現存する最古の形式のものだそうだ。滝石組は枯れている時も実際に水が流れる時も鑑賞できるように(これが意外に難しいらしい)、優れた感覚によって組まれたものだそうである。 池の奥にも散策順路は続く。直立する巨大な硯石に驚かされるが、これは法堂の「雲龍図」を描く際に墨をすった硯なのだそうだ。本当だろうか? |
![]() ▲曹源池庭園中央のあたり ![]() ▲多宝殿前の枝垂れ桜 ![]() ▲百花苑のミツバツツジと桜 ![]() ▲丘の上から見た多宝殿 |
| 今回は庭園散策のみだったため全体的に詰めの甘い拝観になってしまい、ちょっと悔しい。奥が深いはずの天龍寺、「次回はきっちり全部見せてもらいますよ」と捨て台詞を残し(なんでだよ)次へ進むことにした。 北門から出ると大河内山荘への近道になる。この時点で朝の予報通り小雨がパラついてきたので、早足で向かった。 |
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| ●大河内山荘 |
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印象的なスッとした竹林の間をしばらく歩くと山荘の受付に着く。雨宿りをするためとにかくまず抹茶席へ急いだ。桜餅とお抹茶をゆっくり堪能しているうちに雨も小降りになり薄日が差し始めたので、えいやっ!と散策を開始する。来た順路のほうへ向き直ると、深い緑を背景にした清楚な早咲き枝垂れ桜が小雨に枝を揺らしていた。 先へ進もうとするとまた雨足が強くなってきたので、こじんまりとした簡素な中門の下で雨宿り。幸い数分で雨は上がり晴れてきた。 大河内傳次郎の映画人としての生涯を伝える記念館が順路の締めくくりになる。迫力ある表情を写し出すパネルなど見て回り、「この人が生涯をかけてこの山荘を築いたか〜」などと思った。 |
![]() ▲桜の海!上手く撮れてないですが ![]() ▲嵐峡展望台から見た嵐山 |
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大河内傳次郎は映画出演料の大半をここに注ぎ込んだというが、逝去するまでにどのくらいの満足度に達していたのだろうか。造営途中だとしたらその先を遺族の方が引き継いだのか、それともそれなりに完成していたのか。とても気になるが調べてもわからなかった。ご存じの方がいらっしゃいましたらお教え頂きたいです。 |
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再び混雑する竹林を歩き、途中の野宮神社を通り越して昼食場所へ向かった。 |
![]() ▲途中、清涼寺の桜 |