| 箱庭的世界 >> 京都単独煩悩紀行 >> 濃いも薄いも綾錦・第2日目-3 |
| ●真如堂(真正極楽寺) |
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(真如堂の歴史は2002年春の項にあります) 真如堂に来る時は何故かいつもあわただしい。今回もやっぱり時間が足りず、内部拝観はパスして境内の紅葉を見て歩くだけになってしまった。良くない傾向なので反省せねば…。 東参道の坂を登りきると本堂裏に着く。このあたりは木々に覆われて薄暗く、毎年紅葉色付きは遅い。今回も青葉混じりの淡い色合いで、それはそれで回廊をバックにしたシルエットがおもむきがあって良いかんじ。 |
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本堂南側から正面へ回るにつれ人が増えて大変なことになっていた。昔は紅葉穴場と言われていたが、数年前のJR東海CM以降だろうか、かなり人が増えて定着してしまったようだ。桜も紅葉も美しく整えられた境内が拝観自由なのも人気の秘訣かもしれない。 数年前の内部拝観は、固いことは後回しの母親連れ旅行の時だった上に、当時は陰陽師ブーム以前で安倍晴明など全く知らず、晴明関係の寺宝や伝説はサッパリ記憶にない。次の拝観時には絶対押さえておかなくては! というわけで予習としていくつかここに書き出しておくことにする。 境内の主な建造物は、本堂・本坊のほかに三重塔・ 元三大師堂(天台宗中興の祖であり「おみくじ」の発案者でもあるという元三大師=慈恵大師良源が安置される)・
開山堂・新長谷寺・鎌倉地蔵堂(安倍晴明の子孫と言われる安倍泰親と、「げんのう(金槌)」の語源である玄翁禅師にまつわる伝説がある)など。寺宝は真如堂縁起絵巻(7月25日のみ公開)・
大涅槃図(毎年3月公開)など。 晴明が一度亡くなった時(!?)、不動明王が閻魔大王に命乞いをすると閻魔大王はそれを聞きとどけて晴明を蘇生させ、人々を救う秘印「結定往生之秘印」を授けた、という伝説があるそうだ。その様子は安倍晴明蘇生図(常時公開?)に描かれている。秘印と念持仏は晴明大往生後に真如堂に納められたとのこと。 えーと、いつ行けばどの寺宝が見られるのか混乱しそうだが、次回は絶対どこかに絞って落ち着いて拝観することにしたい。 |
![]() ▲かっちょいい三重塔 ![]() ▲本堂前の参道。余計なもん写ってますが ![]() ▲本堂南側 |
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遅い昼食をとる前にちょっと買い物をと思い、ご近所の元関白近衛家一様院御用達「新洞食糧老舗」黒谷店(詳しくはこちら)へ寄ってみた。ところが何か様子が変で、看板も出てないし営業中の気配がない。黒谷店へ来たのは初めてだがここでは買えないんだったっけ? 楽しみにしていた公家味噌はあきらめざるをえず、仕方なくそのまま食事処へ向かった。
食後は満を持して京田辺の酬恩庵(一休寺)一カ所集中攻めである。丸太町駅からの急行近鉄奈良行き直通に乗るため、熊野神社前バス停へ。時間が余ったので、バス停近くにある「ハンデクラフトセンター」をのぞいてみた。外国人観光客向けの免税ショッピングビルである。工芸品やお菓子など一昔前っぽい品揃えと雰囲気が懐かしい。最近の京都は和雑貨など新しいセンスのお洒落な店が急激に増えているので、こんな昭和チックな土産物コーナーもまた逆に面白いかも、と思ったりした。 南下していく急行の車窓から見る空はどんどん暗くなり雨が落ち始めていた。丸太町駅から約30分、新田辺駅で下車すると結構な本降りになっていた。 (つづく) |
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