| 箱庭的世界 >> 京都単独煩悩紀行 >> 躑躅、石楠花、杜若・第3日目-2 |
| ●梅宮大社 |
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| 祭神の四神は 酒解神(サカトケノカミ)=大山祇神(オオヤマズミノカミ) 酒解子神(サカトケコノカミ)=木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)=オオヤマズミさんの娘 大若子神(オオワクコノカミ)=瓊ヶ杵尊(ニニギノミコト)=コノハナさんの旦那 小若子神(コワクコノカミ) =彦火々出見尊(ヒコホホデミノミコト)=夫婦の子=山幸彦 |
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ゼイゼイ…(;´Д`) 神話に馴染みが薄い人間は目が眩んできそうだが、このかたがたならたいそう有名人でらっしゃるので少しは親近感を感じる。なにしろ海幸山幸ですから。山幸さんの孫があの神武天皇なんですから!(何故か梅宮大社には兄弟のうち山幸さんしか祀られていないが)。 木花咲耶姫命が彦火々出見尊を出産した時、喜んだ大山祇神が稲から酒を造って祝ったのが酒造りの始まりとされているそうだ。また、木花咲耶姫命は結婚後一夜で懐妊したので、瓊ヶ杵尊の疑いを晴らすため貞節を誓って火を放った密屋の中で出産し、無事安産だった…というものすごい神話もあるらしい。 バスを降りてちょっと歩くとまず石の鳥居、その先に真っ赤な鳥居とやけに立派な楼門が見えてくる。楼門には奉納された(?)酒樽がゴロゴロ乗っかっていてちょっと愉快な感じだ。境内は近所の爺ちゃんが散歩するようなごく普通の神社のおもむき。堤タクシーさんのサイトで春〜初夏の定番スポットになっているわりに、観光客は滅多に来ないのではないかと推測できるのどかさがある。
拝殿で簡単にお参りを済ませて、地味な入り口から神苑へこっそり入ってみるとまず東神苑が見渡せる。咲耶池には態度のでかそうな鴨が数羽泳ぎ、周囲では色とりどりの様々な花が一斉にではないけれど順番に見頃を向かえているようだ。 東神苑奥から北神苑にかけては桜が多く植えられていて、北神苑勾玉池横には八重桜のトンネルもある。日陰にはアジサイもあるようだ。西神苑は主に梅林と水仙(だったかな?)。東神苑以外でこの時期見頃だったのは勾玉池で咲き始めのスイレンと池ほとりの平戸ツツジのみだったので、散策する人はほとんど居ないようだった。 これだけ花の多い庭園なのに観光的にはいまひとつ業績が上がっていないっぽいところが梅宮大社らしいといえばそうかもしれない。機会があったら、梅や目の覚めるほど真っ赤な霧島ツツジもぜひ見に来てみたいと思う。 次はもともと予定外だった渉成園なので時間にゆとりがない。大急ぎでいったんホテルへ戻り、預けてある荷物を引き取って京都駅ロッカーへ入れてから徒歩で向かった。駅から10分以内の距離、東本願寺の向かい側になる。 |
![]() ▲霧島ツツジ生き残り ![]() ▲カキツバタと神苑入口 ![]() ▲奥はたぶん平戸ツツジ |
| ●渉成園(枳殻邸) |
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前日、金閣寺とこことどちらへ行こうかと迷ってホテルのパソコンで開花状況をチェックしたところ「このさい両方行くしかない!」という結論に達して、3年ぶりに来ることになった。 |
![]() ▲回棹廊と、水辺に黄菖蒲 ![]() ▲傍花閣とツツジ ![]() ▲黄菖蒲。奥は傍花閣 |
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本願寺13世門首(西東分裂後で言うと二人目)の宣如上人が徳川家光から寄進されたこの地に石川丈山と共に庭園を築いて隠居所としたのが始まりで、以降、接待所としても使われたようだ。また東本願寺での行事などの際には会場として用いられるらしい。なるほどそういう使い方をされる別邸なのか。 受付から有名な高石垣沿いにしばらく歩き南の端まで来ると妙に立派な玄関がある。以前来た時はここにお食事会が催される旨の看板が出ていてやたら腹が減ったっけ。 花も緑も風雅な建物もある広大な庭園なのに、存在意義が地味なせいもあるのか(?)いまだに観光コースにはなかなか入れてもらえないようだ。池を見渡せるぽわーんと広い芝生の庭でくつろいでいるのは、おばさまの少人数グループと個人旅の外人さんが主である。確か以前来た時もそうだったような気が。個人旅の外人さんはどうやってここを知るのだろう? 観光案内で「京都駅に近くて混まない穴場デスヨ!」と推薦されて来るのだろうか。 池の中の島へ渡る侵雪橋から縮遠亭、東福寺通天橋ミニチュア版のような回棹廊のあたりは変化に富んでいていいかんじ。紅葉もイイという噂なのでいつか秋にもぜひ来てみたい。 旅行前に下調べした予想とほぼ違いのない開花状況でした。再度まとめておきますと、 ○フジ … 完全終了 というかんじで、だいたい平年並み進行といったところでしょうか。次回はもうちょい早めに乗り込んでヤマブキ・霧島ツツジ・ボタン・フジをぜひ攻めてみたいと思います。 〈2005年晩春の項終了。2005年秋につづく〉 |