箱庭的世界 >> 京都単独煩悩紀行 >> 躑躅、石楠花、杜若・第3日目-1
【第3日目】5月9日 金閣寺〜梅宮大社〜渉成園
 北大路バスターミナル
  ↓(市バス)
 金閣寺道バス停
  ↓(徒歩)
 金閣寺
  ↓
 金閣寺道バス停
  ↓(市バス)
西大路四条バス停
 ↓(タクシー)
梅宮大社
 ↓
梅ノ宮神社前バス停
 ↓(市バス)
四条烏丸バス停
 ↓
ホテル
 ↓
京都駅
 ↓(徒歩)
渉成園
 ↓(徒歩)
京都駅


最終日です。この時期ぜひ行きたい名所を繋ぎ合わせたらこんな行程になりました。ちょっと強引な組み合わせに見えますが、交通機関も充実しているし、頑張ればなんとかなるはずです。



 ●金閣寺(鹿苑寺)

銀閣寺とともに相国寺の山外塔頭のひとつ。西園寺公経以降、西園寺家が代々所有していた山荘跡に足利三代将軍義満北山殿を造営、金閣(舎利殿)をはじめ庭園・建築共に趣向が凝らされ、北山文化の象徴となった。
義満の死後、鹿苑寺と名付けられ夢窓国師を開祖として禅寺に改められた。大半が応仁の乱で焼失、北山文化唯一の遺構であった金閣も昭和25年(1950)放火により焼失したが昭和30年に再建された。

京都きっての観光スポットであるがゆえにどうやっても混雑から逃れられないとは思うものの、ここはやはり朝一番に攻め入るしかない。早起きして出発し辿り着いてみると、カエデの新緑が清々しい参道にはすでに人垣が出来ていた。その内訳は大半が学生とおじさん(タクシードライバー氏)プラス異国の人ごく少数。想像はしていたものの、まさか一般人が自分だけとは…。

とは言え開門と同時に我先になだれ込むという訳でもなく、ぼちぼちと列は進んで行った。
受付を過ぎるといきなり雄大な鏡湖池が広がり、その向こうに燦然と輝く金閣が浮かび上がるお馴染みの光景が現れる。ちょうど池では杜若が見頃開始で絶好のロケーションだ。大騒ぎで撮影しまくる学生達の足元で、柵の隙間にカメラを突っ込んで怪しい体勢で撮影したのがこのページの画像です(^^;)

金閣(舎利殿)は二層・三層に金箔が貼られ、初層は寝殿造、二層は武家造、三層は中国風の禅宗仏殿造だそうだが、目一杯の手法を駆使して作られている割には全然奇異な感じを受けない。それどころかこれが室町時代(北山文化)の代表的な楼閣建築なのだそうだ。というか他に北山文化に属する建築ってあるのか?
ちなみに再建後の金閣は国宝指定は受けていないが、年月を経て重みが出てきたらノミネートされる可能性はあるのだろうか?

入山早々この寺最大のビューポイントを通過してしまうので、あとは余程向学心のある拝観者以外は惰性でゾロゾロ順路を歩いて終わりになる。金閣の横と裏を見ながら池の辺を歩き、義満がお茶の水に使ったと言われる「銀河泉」や手を清めたとされる「厳下水」、中国の故事「登竜門」に因んだ竜門滝を見るがどれもちょっと地味な感じ。その先の「安眠沢」も鬱蒼として薄暗く無気味な感じを拭えないなぁ…と思いつつ最後の不動堂でお詣りし土産物屋を覗いておしまい、というのが普通の拝観風景に違いない。ちょっと複雑な心境にもなるがこれも致し方ないことなのかも…。
ただ、大小の島々と奇岩が配された鏡湖池を中心とした池泉回遊式庭園は、極楽浄土が表現されたものだけあって何度見ても印象深い。

再びバス停へ戻り次の梅宮大社を目指すが直通で行けるバスは無い。いったん西大路四条まで出て、そこからバスを乗り継ごうかと考えて少し待ってみたが時間がもったいないのでタクシーに乗ってしまった。


▲金閣とカキツバタ見頃開始

▲横にもカキツバタ

▲裏には鮮やかなツツジ

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