| 箱庭的世界 >> 京都単独煩悩紀行 >> 冷夏にも秋の暑さにも負けず・第1日目-2 |
| ●清涼寺 |
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二尊院から清涼寺近辺の紅葉名所として他に厭離庵や宝筺院があるが、この時期では紅葉はまだ早いらしい。実は拝観したことのない厭離庵をちらっとでも覗いてきたかったのだが、地図を読み違えて裏口に行ってしまい結局素通りしたのだった(T-T) いつかはぜひ紅葉の絨毯を愛でに伺いたいものです。 嵯峨釈迦堂の名で親しまれる清涼寺だが、今まではのどかな雰囲気の広い境内をうろつくだけだったので今回は日が落ちるまで拝観することにしてまず本堂に行く。受付の僧侶のかたが拝観順路を丁寧に説明して下さったのでその通りに進んだ。 本堂の裏へ回ると放生池と弁天堂があり、その付近には待望の紅葉が!(涙) 今にして思えば慎ましやかな紅葉なのだが、それでも方丈へ向かう回廊からの眺めはこの日一番の色付きだった。方丈庭園は小堀遠州作と言われるにしてはいまひとつキレが無い(?)小さな庭だが、ここにも彩り的に紅葉があり充分満足。嵯峨野とは思えないほど人も少なくゆっくりと拝観できた。 次に霊宝館の秋期特別公開へ向かう。意外に(失礼)興味深く面白く拝観させて頂くことができた。まず光源氏のモデルと言われる源融が自分の顔に似せて作らせたという凛々しい阿弥陀三尊像がある。この阿弥陀三尊が清涼寺の前身・棲霞寺の旧本尊と知って納得した。他に、いつもより強烈な顔の象に乗った普賢菩薩像や、阪神大震災による倒壊時の痛ましい写真付き釈迦十代弟子像(無事復旧)などインパクトある展示品が並ぶ。 霊宝館を出るとだいぶ薄暗くなってきてしまっていた。嵐山・嵯峨野では日があっという間に山の向こうに消えるので、良い写真を撮りたいかたは午後3時までが勝負である。混雑を避けるなら朝一番がお勧め(カメラ好きの皆様には常識でしたね)。 |
![]() ▲放生池 戦争犠牲者の霊を弔う忠霊塔などがある ![]() ▲弁天堂 ![]() ▲ちょっと地味だけど方丈庭園 ![]() ▲多宝塔 右奥に源融の墓があるのですが… 写ってるかな?(^^;) |
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清涼寺から近い嵯峨釈迦堂前バス停から帰ることにした。大混雑必至の嵐山駅に出ずにJR花園駅近くのバス停まで乗ろうと考えたのだが、甘かった…。延々渋滞が続き、予定所要時間を大幅にオーバーして花園駅に到着。焦りつつJRと地下鉄を乗り継いでホテルへ向かい、チェックインを済ませて速攻で夜の宴の場へ向かった。遅刻は免れた。 |
| ●がんこ高瀬川二条苑店 |
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高瀬川を開削した豪商・角倉了以の邸宅、のちに山縣有朋の別荘・第二無隣庵としても使用された邸宅を「がんこ寿司」が京料理店とした。庭園は小川治兵衛作の高瀬川源流庭苑で、高瀬川の流れはここから木屋町通りをくぐって再び姿を現す。 中京区木屋町通二条下ル東生洲町 詳細はHPで |
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(↑この碑に「第二無鄰菴」と刻んであるのですが見えませんね) 庭園は自由に散策できるそうなので、明治情緒たっぷりな館のテーブル席で見た目も華やかな懐石を頂いたあと庭へ降りてみた。灯籠マニアの有朋さんが集めたという巨大灯籠が広い庭のあちこちに置かれ独特の雰囲気をかもし出している。「第二無鄰菴」というネーミングが心を揺さぶるし、馬鹿でかい灯籠は迫力たっぷり! 大変面白いお庭だったので機会があったらまたぜひ昼間に訪れてみたいものです。 小雨の中しばらく庭を見たあと店を出て、高瀬川一の舟入や佐久間象山・大村益次郎遭難の地碑(高瀬川対岸なので夜は暗くて見えない!)、島津創業記念資料館、武市瑞山寓居跡、謎の(?)ちりめん洋服発祥の地碑などを見つつ四条木屋町まで歩いた。そして、青い照明が照らすレトロ調の妖しげな喫茶店・ソワレでお茶して宴はおしまい。翌朝は早いのでホテルに戻ってすぐ寝ました。 〈2日目につづく〉 |
![]() ▲夜の高瀬川源流庭園 ![]() ▲巨大灯籠! 中に人が立てます(^^;) |