| 箱庭的世界 >> 京都単独煩悩紀行 >> 史上最強の錦秋美・第4日目-2 |
| ●泉涌寺 |
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境内のテントでは豪華な鉢植えの献菊展(?)が催されており、格調高い雰囲気が漂っていた。目当ての御座所庭園を見るため御殿へ直行する。受付から入ると勅使門前に前衛的な竹と生花のオブジェが飾られていてますます格調高い雰囲気。 御座所は明治天皇が京都御所の御里御殿を移し天皇の休息所としたもので、豪華な障壁画で飾られている。秋篠宮様・紀子様がお見えになった際の写真も展示されており、なるほどと感じ入ったりした。 御殿を出て、仏殿・舎利殿といった大伽藍を眺めつつ大門へ向かった。仏殿には日本最大の大涅槃図があり3月14〜16日に公開されるそうだがなかなか見に行く機会がない。他に見どころは、今でも湧いているという寺名由来の泉湧水や楊貴妃観音像などがあるが、すでに次の雲龍院の紅葉に興味が向かっていたため今回は素通り。 |
![]() ![]() ▲上・下とも御座所庭園 |
| ●雲龍院 |
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泉涌寺のすぐ隣にあるが訪れる人は常に少ない。梅やサツキの時期が美しいそうだが、本数は少ないながら紅葉も見られるということなので今回来てみることにした。 玄関を入ると拝観受付が無い? いや、すぐにお寺のかたが出てきて下さり「今お抹茶用意しますのでお好きなところでお待ち下さいー」とのこと。なんと庶民的なのだろう。普通の檀家さんになったような気分で奥の間まで進ませて頂くと、明るく品の良いお庭があった。紅葉も数本見える。仁和寺の御室桜のように重心が低く、枝の紅葉と根本に落ちた真っ赤な散り紅葉とが一体化して見えて独特。周囲の松の木とのコントラストも面白い。書院と客殿はどこからでも庭を見ることができ自由に座ってゆったりできる。他の拝観者のかた数人とお抹茶を頂いて穏やかな時間を過ごした。お菓子が大変美味! 私は見落としてしまったが、「走り大黒」として知られる大黒天尊像がなんと台所に安置されているとか。何故台所に!? 走り大黒は大原野の正法寺にもありますね。 お寺のかたのお話を横から聞かせて頂いたところでは、数日前に皇室関係のかたがこの寺においでになったそうである。お寺ではお迎えするための支度がいろいろとあり、多忙な日を送られたとか。当然その当日は一般拝観は休止になるのだが、ついそれを忘れて来てしまうタクシーさんが時々いるそうだ。泉涌寺の御座所庭園も含めて「今日は拝観日で良かった・・・」とつくづく思った。 |
![]() ![]() ![]() ▲客殿・書院から見た庭園 |
| ここで帰りの新幹線まで中途半端に時間が余ってしまった。あまりゆっくりはできないが、初日の散策で時間切れのため拝観できなかった東福寺塔頭・同聚院へやはり行ってみることにする。地図を見ると民家の間を抜けるようにして近道があるのだが、迷って時間を無駄にするともう拝観時間は無くなりそうだ。ええい、とにかく行ってみるしかない!と歩き出したが案の定、久々に立派な迷子と化し(T-T)
あちらこちら彷徨ったのち同聚院へ到着した。 |
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●同聚院近辺 日曜日だけあって、同聚院前の道は初日に訪れた時より格段に凄い混みようだった。全員が東福寺狙いのはず。向こうの混雑を想像するだに恐ろしい。しかしこの同聚院とその近辺の紅葉もなかなか良い感じではないか。隣の芝生ならぬ「隣の非公開寺院は赤い」ということわざも成立しそうだ。写真の善慧院(明暗寺・非公開)は現存唯一の虚無僧の寺だそうである。尺八道場なので、生徒になれば内部拝観もできるというわけか(^^;) すでに残り時間はわずかで、写真を撮るしか為す術も無く速攻で帰路についた。 東福寺駅では狭いホームが危険なほどのすし詰め状態。電車の本数も多くないためどんどん人波が押し寄せてきて死ぬかと思ったが無事京都駅に到着し、今回の紅葉狩り紀行は終了した。 それにしてもこの年は桜も紅葉もすさまじい早さで到来し駆け抜けていった気がする。真っ盛りの時期に上洛することができたのは実に全く運が良かったとしか言いようがない・・・。 |
![]() ▲同聚院 ![]() ▲斜向かいの善慧院(明暗寺) |