箱庭的世界 >> 京都単独煩悩紀行 >> 史上最強の錦秋美・第3日目-1
【11月16日・詳細行程表】
 丸太町駅
  ↓(徒歩) 
 拾翠亭
  ↓(徒歩)
 丸太町駅
  ↓(地下鉄烏丸線)  
 北大路駅 
  ↓(タクシー) 
 某寺
  ↓(徒歩)
光悦寺 
 ↓(徒歩)
源光庵 
 ↓(徒歩)
常照寺
 ↓(徒歩)
源光庵前バス停  
 ↓(市バス)
下鳥田町バス停   
 ↓(徒歩)
興臨院
 ↓(徒歩) 
食事「泉仙」
 ↓(徒歩)
龍源院
 ↓(徒歩)
大徳寺前バス停  
 ↓(市バス)
北大路駅
 ↓(地下鉄烏丸線)  
国際会館前駅
 ↓(京都バス)
実相院
 ↓(京都バス)
国際会館前駅
 ↓(地下鉄烏丸線)
丸太町駅
 ↓(徒歩)
食事「竹くらべ」 


土曜日の有名寺院はさすがにつらいでしょう、ということでこの日はわりと地味な行程を組んでみました。知名度が高いうえに境内が狭い鷹ヶ峯(峰?)の光悦寺・源光庵は混雑が予想されますが、11月半ばの週なら身動きがとれないほどではないはず…と勝手に判断しまして。
一日観光券を使って地下鉄烏丸線を中心に縦に動きます。動きすぎという説もあるようですが(^^;)

地下鉄丸太町駅から少し歩けば京都御苑の間之町口。そこから御苑内に入ると、朝露にしっとり洗われたような木々の中に拾翠亭の入り口が見えてくる。



 ●拾翠亭

摂政・関白に任ぜられる五摂家の一つ、九条家の庭園跡。京都御苑の南西の一角にある。勾玉池とも呼ばれる九条池の畔に、九条家唯一の遺構である数寄屋風書院造りの茶室「拾翠亭」が優美な姿を見せている。江戸後期の建築だが、東京遷都に伴い御苑内にあった公家屋敷のほとんどは取り壊され、この拾翠亭だけが残った。近年、復元修理され金・土曜日など公開日(要確認)に参観することができる。

九条家というと、藤原鎌足以来、政治の中枢をになってきたあの藤原氏の流れをくんでいる。藤原氏が近衛家(!!)と九条家に二分され、さらに一条家、二条家、鷹司家が分かれて五摂家となったというわけである。近衛家と聞いて密かに煩悩(^^;)

湿った森の匂いが漂う入り口から風雅な建物の中に入る。一階の広間と小間、二階にも入ることができ、前方に広がる池の景観を楽しめた。寝ころんでくつろげるほどの自由さと静かで優美な雰囲気に感動。紅葉や緑も美しいがあまり一般には知られていないようで、タクシー運転手さんの紹介で来ているかたが多いかもしれない。

二階から下のお庭を眺めていると、運転手さんに案内された人たちがこちらへ歩いてくる。すると運転手さんのお顔にどこか見覚えが・・・おおっ!もしや紅葉速報と花速報超有名サイトの堤タクシーさんでは!?と庭へ出てみたがすでに姿は無い。デジカメ撮影に没頭してどこかへ行かれてしまったか・・・。あきらめて自分も池の写真を撮り拾翠亭を出て橋のほうへ歩いていると、前方からあの運転手さんが!名札を確認するとやはり堤さんではないか!こんなご縁があるとはなんという偶然であろう(ToT) ご迷惑とは思いつつもお声をかけてご挨拶させて頂いてしまった。お仕事中お引き留めしまして大変申し訳ありませんでした。



●京都御苑

九条池の橋を渡ってから、せっかくなので御苑の中を少し歩いてみた。紅葉もあちこちにあって明るく開放的だが、日当たりのいい砂地の歩道が埃っぽいのが難点か(^^;) 
しかしでかいなー御苑。江戸時代には公家屋敷が建ち並んでいたというがその面影はない。東京遷都の際に天皇とともに公家達はこの地を去り、空き家となった屋敷はことごとく取り壊されてしまった。いつかは京へ舞い戻るつもりでいただろうに、さぞや無念だったのではないだろうか。ち、違うかな?(汗)

御所・建礼門

再び丸太町駅から地下鉄に乗り北大路駅下車、光悦寺近くのとある寺に向かうのだが、ややバスの便が悪いのでタクシーに乗ってしまった。とある寺とは、京都ファンのサイトでは徐々に知られつつある穴場の寺である。


 ●某寺

タクシーで紙屋川沿いあたりまで行って貰ったが、地元のかた以外誰も入らない山奥のような道で、運転手さんが不安がることしきり(^^;) しかしそこから地図を頼りに淋しく歩くと、紅葉に埋もれるように静かに立つとある寺に着いた。
2002年あたりから紅葉狩り客が増え始めたそうで、私が訪れた日もすでに数人が来ていた。しかし観光寺院ではない一般のお寺なので境内ではモラルを守って静かに観賞させて頂かねばなりませぬ。

噂通り色付きが素晴らしく、高い木に覆われているので光と陰のバランスも美しい。その光の具合を撮影するのが腕の見せ所か? プロカメラマンらしきクルーが念入りに位置を決めていた。ちなみに、すぐ真横に墓地があるので苦手なかたはちょっとつらいかも。

そして次は振動でルームミラーもふっ飛ぶという滑り止めの刻み入り道路(21%の急勾配!)を登らなければならない。長距離ではないのでさほど疲れずに坂を登り切ると急に観光客の姿が増え、次の目的地の光悦寺はすぐそこ。 〈つづく〉


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