| 箱庭的世界 >> 京都煩悩紀行 >> 史上最強の錦秋美・第2日目-3 |
| ●弘源寺 |
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特別公開中は、嵐山を借景とした枯山水庭園「虎嘯の庭」や日本画家・竹内栖鳳とその門下生の作品などを見ることができる。 |
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宝厳院とセットで拝観券が売られていたためもあってか、意外に多くの拝観客が集まっていた。中には、宝厳院と同様の派手な紅葉庭園を期待して訪れ、若干の不満を持たれたかたも居たらしい。セット拝観は誤解を招きかねないということなのだろうか… 門をくぐると、毘沙門堂前のドウダンツツジ(満天星)の刈り込みが鮮やかな橙色でびっくり! 冷え込んできた夕暮れ時にこの橙色はとても暖かみが感じられて感動的だった。全体にこじんまりとして落ち着いた良いお寺という印象を受ける。 |
▲虎嘯の庭 |
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虎嘯の庭はわりと地味なのだが、嵐山を借景とした庭がある塔頭は確かここだけでは? その庭を望む本堂の柱には、幕末の蛤御門の変の際、血気はやった長州藩の兵が試し切りをしたという刀傷が…。お寺のかたのご説明によると、天龍寺は蛤御門の変で長州藩軍の本陣となったため薩摩藩軍の攻撃を受けそのほとんどを焼失してしまったそうである。塔頭の弘源寺はかろうじて焼失を免れ、柱の刀傷が残ることになった。激動の時代をくぐり抜けてきた柱…。歴史の重みを感じざるをえない。(本堂はその後再建されたもの) 歴史についてご教授下さった弘源寺のかたに感謝申し上げます。 日本画の作品は明治以降の近代のものなのであまりよくわからなかったが、竹内栖鳳のねこの図は、えもいわれぬ色気を感じる背中が印象的だった(^^;) |
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| すっかり日も暮れた頃、弘源寺を出て速攻で嵐山駅から京福線に乗り込んだ。というのもこのあと、京都在住の歴史ファン(NHK大河「北条時宗」ファンとも言う)、北斗さん・芭雨さんとの恒例のミニミニオフ会があるのである。しかしあまりの寒さゆえ一度ホテルへ戻って一枚着込まねばならない。我ながら忙しい日程を組んだものだ(^^;) 京福線は終点が四条大宮で、いつもその不便さを理不尽に感じる。市バスに乗り換えてホテルへ戻り、まず芭雨さんとの知恩院夜間拝観。渋滞を避け地下鉄東山駅から噂の古川町商店街を通って徒歩で行くことにした。待ち合わせ場所の喫茶店で芭雨さんと落ち合い、いざ知恩院へ。 |
| ●知恩院 |
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現存する日本最大の三門、日本最大の鐘楼、法然像を本尊として祀る御影堂など壮大な伽藍が並ぶ。伽藍のあちこちに置かれた知恩院七不思議なども知られている。 |
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ライトアップ期間には三門コンサートが開催されていて、この日は中国琵琶の演奏が聴けた。でかい三門の下、不思議な異国情緒が漂っていた。 他に夜間拝観は鐘楼と御影堂(の忘れ傘)だけだったのだが、鐘楼のでかさにはあらためて圧倒されてしまった。「これ、一人で撞けるのかな?」と言っていたら、大スクリーンに実際の鐘つきの光景が映し出されていて、なんと大晦日には17人がかりで行うとのこと。先頭の僧侶のかたが大きく体を投げ出すようにして撞く凛々しい姿に惚れ惚れしてしまった(^^;) |
![]() ▲上:友禅苑の聖観音像/下:日本最大の鐘楼 |
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その後、昨年同様の宴の場、おばんざい「みつ」へ。念願の角煮や一人ずつ鍋で炊くお豆腐など、前回とは違うメニューの美味なおばんざいをまたまた堪能できて大満足だった。「みつ」さんは本当に穴場です!(「みつ」さんの詳細はHPで) 〈3日目につづく〉 |